2022年11月09日

授業風景の紹介「中3国語」

授業風景:中3国語クラス

1学期中は論説文を題材に「要約」練習が中心でした。
(もちろん、小説や古文もやったけど)

2学期に入り、自分でも!小論文を書くことに挑戦しています。

前回は「表現のことば」と「伝達のことば」を取り上げた石田春夫さんの文章を元ネタに、
「高校国語における小説軽視の傾向」について、賛否を決めて、自分の意見を書いてもらいました。

今日は「若者のファッション」を取り上げた鷲田清一さんの文章を元ネタに、
「制服は必要か?」について書いてもらおうかなと思っているところです。

しかも、まず、賛否の表明をしてもらったあと、
立場を入れ替えて、逆の視点から論じてもらう予定。(内緒で)

自分の意見を論理的にまとめるにあたって、
相手の立場を論理的に考えてみるのは、いい経験になるはず。

そういえば!
阪神時代の野村監督は、新庄選手にキャッチャーをやらせようとしました。
「相手の立場に立つと、配球の意味がわかるはずや」というのが理由だったそうです。

ちなみに、新庄選手は「キャッチャーは嫌だ、ピッチャーならやってもいい」と、駄々をこねて、
野村監督も「好きにせい!」と答えたところから、ピッチャー新庄が実現したんですよね。(オープン戦でしたが)
翌年には自己ベストの本塁打数を記録し、メジャー挑戦のきっかけをつかんだとも言われました。

そうそう、将棋の加藤一二三名人は、相手方から盤面を見つめる、
「ひふみんアイ」で有名ですね。(マナー違反の声もありますが)。

いずれの例にも共通するのは、自分を客観視することの重要性だと思います。
そして、それは論理的思考力を磨くうえでも、とても有効な手法だと思います。

授業風景の紹介「中3国語」






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