2014年05月28日

「好奇心」は「本能」の一つ

またまた、間が空いてしまったので、
昔の記事を読んでもらわないと、???かもしれません。
本当にすいません。

さて、このシリーズでは、「基礎やる気力」を育てるために欠かせないものとして、
「好奇心」と人の役に立ちたいという「志」の二つを挙げました。

これらを育むことができれば、炭火のようなタフで長く続く「やる気」を手に入れることができます。

以前は「志」の育み方について触れましたが、今回は「好奇心」の伸ばし方を考えてみます。

まずは、私が関わってきた大勢の子供のうち「基礎やる気力」がある(あった)子供たちを見て
感じたことをキーワードの比較をしながら紹介したいと思います。

「勉強」よりも「遊び」

「知識」よりも「実体験」

「人工」よりも「自然」

「デジタル」よりも「アナログ」

「強制」よりも「自発」

「結果」よりも「過程」

「やる気」のある子供たちと触れあっていると、このようなキーワードが見えてきます。

特に小学校低学年までは、これらのキーワードを心に留めて、お子さんに接してもらいたいと思います。

逆に言えば、これらの優先順位が逆になっている子供ほど、好奇心(=やる気の原動力)が失われているということです。


例えば、社会科を例にとります。

47都道府県のテストがあるから無理矢理覚えろと強制するのではなく…

ディズニーランドに行くときに、一緒に地図を見て、何県を通るか話してみる。

サービスエリアに寄ったら特産品やご当地ものに触れてみる。

サッカーが好きなら、チームの本拠地やサッカー場がある場所を地図に書き込んでみる。

…なんてことを楽しんでおくと、いざ覚えなくてはいけなくなったときに、
核になる知識や地図への親近感が養われているはずです。

理想を言えば、子供が勉強と気づかないくらいさりげないことがポイントです。
そして、忘れないでほしいのは、

「本来、子供たちは好奇心を持っている。」

…という点です。

次回からは、今回の内容に関連して、もう少し具体例を挙げてみたいと思っています。


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