2016年10月03日
文章題ができないのは国語力のせい?~新クラス「curio」の紹介(2)~
新クラス「curio」の紹介を兼ねて、
今回は「文章題ができなくて・・・」という、
親御さんからのご相談でも「トップ3」に入る難題について考えてみます。
「計算ドリルの宿題は一生懸命やっている方だ。」
「公式もしっかり暗記している。」
・・・ところが「文章題や図形」の問題ができない。
こうなると「やっぱり国語力かな、読書をしなきゃ」となりがちなんですが、
残念ながら、たくさん本を読むだけでは数学の文章題はできるようになりません。
おそらく小学生から中学生にかけてのお子さんが手に取る本は、
ジャンルで言えば多くが「小説(物語)」だと思います。
このジャンルをいくら多読しても「心は豊か」になますが、
数学の文章題を解く力にはつながらないでしょう。
また、本来、数や計算は物事を論理的に考えるための「道具」のはずですが、
いわゆる計算ドリルを繰り返すだけの学習だと、
計算すること自体がただの目的になってしまいます。
少し極端な例を出してみます。
(例題)入場料50円で100人の入場者が訪れました。収入は全部でいくらでしょう?
この式を考えなさいと言われて、
「『50+100』かな・・・いや、収入が150円じゃあ少なすぎるし・・・
ということは、やっぱり『50×100』かな・・・」と順番に考えていく子どもが意外とたくさんいます。
この発想の成れの果ては、速さの問題は「『はじき』を使わないと解けません」という生徒です。
そもそも足し算が成立するのは「単位が共通だから」という根幹を理解せず、
計算ドリルばかりの勉強法を長く続けていると、
機械的に数字と数字を足すという作業を繰り返すので、
足そうと思えば、いつでも「50と100」は足せると思い込んでしまうのです。
落ち着いて考えれば「50(円)+100(人)」なんて足し算は
この世には存在しない足し算ですよね。(答えの単位は150円人(笑)?)
もちろん、計算力は必要です。
ただし、論理的思考のトレーニングが伴わないと
計算力という道具はあっても使い方がわからないとい結末になってしまいます。
「curio」では、この論理的思考のトレーニングを
効果的に、しかも「楽しく・飽きないように!」
身に着けることができるカリキュラム採用することで、
数学の文章題はもちろんのことですが、
いつの間にか国語力(論理的読解力)も伸びていくことを
実感できるようになっています。
(つづく)
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければ下記のお知らせもお読みください。
【お知らせ】
今回、全く新しいカリキュラムでのスタートとなることもあり
小1~小4のみなさんを対象に「モニター生の募集」をしております。
期限は10月28日㈮までで、先着8名様とさせて頂きます。
モニター生(または、そのご両親)に定期的に簡単なアンケートにご協力頂くだけで、
お月謝が、「curio」を卒業(または退会)されるまでの間、
ずっと、モニター価格(最大2000円OFF)で据え置きとなります。
ご検討頂ける方は、詳細をお伝えしますので、メールやお電話でお問い合わせください。
今回は「文章題ができなくて・・・」という、
親御さんからのご相談でも「トップ3」に入る難題について考えてみます。
「計算ドリルの宿題は一生懸命やっている方だ。」
「公式もしっかり暗記している。」
・・・ところが「文章題や図形」の問題ができない。
こうなると「やっぱり国語力かな、読書をしなきゃ」となりがちなんですが、
残念ながら、たくさん本を読むだけでは数学の文章題はできるようになりません。
おそらく小学生から中学生にかけてのお子さんが手に取る本は、
ジャンルで言えば多くが「小説(物語)」だと思います。
このジャンルをいくら多読しても「心は豊か」になますが、
数学の文章題を解く力にはつながらないでしょう。
また、本来、数や計算は物事を論理的に考えるための「道具」のはずですが、
いわゆる計算ドリルを繰り返すだけの学習だと、
計算すること自体がただの目的になってしまいます。
少し極端な例を出してみます。
(例題)入場料50円で100人の入場者が訪れました。収入は全部でいくらでしょう?
この式を考えなさいと言われて、
「『50+100』かな・・・いや、収入が150円じゃあ少なすぎるし・・・
ということは、やっぱり『50×100』かな・・・」と順番に考えていく子どもが意外とたくさんいます。
この発想の成れの果ては、速さの問題は「『はじき』を使わないと解けません」という生徒です。
そもそも足し算が成立するのは「単位が共通だから」という根幹を理解せず、
計算ドリルばかりの勉強法を長く続けていると、
機械的に数字と数字を足すという作業を繰り返すので、
足そうと思えば、いつでも「50と100」は足せると思い込んでしまうのです。
落ち着いて考えれば「50(円)+100(人)」なんて足し算は
この世には存在しない足し算ですよね。(答えの単位は150円人(笑)?)
もちろん、計算力は必要です。
ただし、論理的思考のトレーニングが伴わないと
計算力という道具はあっても使い方がわからないとい結末になってしまいます。
「curio」では、この論理的思考のトレーニングを
効果的に、しかも「楽しく・飽きないように!」
身に着けることができるカリキュラム採用することで、
数学の文章題はもちろんのことですが、
いつの間にか国語力(論理的読解力)も伸びていくことを
実感できるようになっています。
(つづく)
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければ下記のお知らせもお読みください。
【お知らせ】
今回、全く新しいカリキュラムでのスタートとなることもあり
小1~小4のみなさんを対象に「モニター生の募集」をしております。
期限は10月28日㈮までで、先着8名様とさせて頂きます。
モニター生(または、そのご両親)に定期的に簡単なアンケートにご協力頂くだけで、
お月謝が、「curio」を卒業(または退会)されるまでの間、
ずっと、モニター価格(最大2000円OFF)で据え置きとなります。
ご検討頂ける方は、詳細をお伝えしますので、メールやお電話でお問い合わせください。
Posted by planus at 17:57│Comments(0)
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