2016年10月05日

「思考力」ならぬ、「視考力」を鍛える!~新クラス「curio」の紹介(3)~

「curio」の先生たちの間では「視考力」「図考力」という造語がよく使われています。

英語で「I see.」と言えば「I understand.」と同じように、

「わかった、理解した」という意味で使いますよね。

日本語でも「ようやく事件の全体像が『見えて』きた」なんて言いますから、

言語の違いを越えて「見える」ということと「理解する」ということには

深いつながりがあるのでしょう。

「思考力」ならぬ、「視考力」を鍛える!~新クラス「curio」の紹介(3)~




数学の文章題に苦戦している子や論説文の読解に苦労している子の答案用紙には、

こんな共通点があります。

お子さんの算数や数学の答案用紙が返却されたら、

ぜひ、余白に残っているメモを確認してみてください。

例えば、

「苦手な子の問題用紙」の余白には、

「色々な計算式」「ひっ算の跡」「公式や暗記法」雑多にメモされていることが多いです。

反対に「得意な子(あるいは苦にしない子)の余白」には、

「線分図」「モデル図」「表やグラフ」大きく描かれていることが多いです。

これは国語にも当てはまります。

得意な子は文章中に自分なりの「記号や線」をたくさん書き込んでいます。

また、部分的に難解な箇所は「簡単な表やモデル図」のようなものを描いている子もいます。


本来、人間の脳は物事を視覚的に理解する力をもっているのに、

あまり小さいころから計算や公式ばかりを練習させてしまうと、

視覚的なセンスを磨くことが後回しになってしまいます。

その状態で小学校高学年になってしまうと、

いくら「図で考えてみて」と言ってもスムーズにはいきません。

結果として文章題も「足してダメなら引いてみな、掛けてダメなら割ってみな」のうような解き方になってしまいます。

「curio」では子どもたちが「図で考えたり」「図で説明したり」するのが当たり前になるように、

さまざまな課題を投げかけていきます。

後日、体験授業の予定もアップしますので、ぜひご検討ください。

まさに、

「Seeing is believing.」=「百聞は一見に如かず。」ですね!

(つづく)

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

よろしければ下記のお知らせもお読みください。

【お知らせ】

今回、全く新しいカリキュラムでのスタートとなることもあり

小1~小4のみなさんを対象に「モニター生の募集」をしております。

期限は10月28日㈮までで、先着8名様とさせて頂きます。

モニター生(または、そのご両親)に定期的に簡単なアンケートにご協力頂くだけで、

お月謝が、「curio」を卒業(または退会)されるまでの間、

ずっと、モニター価格(最大2000円OFF)で据え置きとなります。

ご検討頂ける方は、詳細をお伝えしますので、メールやお電話でお問い合わせください。



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