2015年05月28日

不登校は不勉強じゃない!

5/15に当ブログでも触れた、

教育を受ける権利を学校だけで抱える時代ではないという話題。

意外にも具体的な話が動いていたんですね。
(不勉強でした)

元のニュースはこちら!

正直、学校に登校していても熱心に勉強していない生徒もたくさんいます。

逆に不登校という状況になっても、勉強への意欲は強いという生徒さんも多いはずです。

また、学習障害にも様々なパターンがあり、

従来の学校システムだけで全て支えるのも困難でしょう

そのような子供たちのニーズに特化したフリースクールや学びの場が

公教育を補完する形で増えていくことは望ましいと思います。

もちろん勉強だけが学校の役割ではなく、

部活、生徒会など多様な経験ができる場であることは変わりません。

しかし、学校に馴染めないからといって教育の機会まで奪われていいのでしょうか

「どこで」学んだかではなく、「何を」学んだかが問われる時代になるのかもしれません。



  

Posted by planus at 18:14Comments(0)塾でのあれこれ

2015年05月20日

茅野市立東部中学校同窓会発足!



我が母校であり、在塾生の多くも通う東部中が開校30年の節目を迎えます。

それにあわせて今までなかった「同窓会」が発足することになりました。

第一期生で初代生徒会長を務めさせて頂いたご縁もあり、

この度、初代同窓会理事長をお引き受けすることになりました。

何分、力不足かと思いますが、少しでも母校のお役に立てればと思います。

学校としては30歳というのはまだまだ若いのだと思いますが、

自分が中学を卒業してから30年経ったと言われると少しヘコミます。

  

2015年05月15日

習い事補助金がもらえる!!

大阪に続き千葉でも塾や習い事に対する補助金がスタートする。

詳しくは下のリンクからニュースをご覧下さい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150510-00000010-mai-soci

「学校にプライドはないのか」とか、
「公が競争を助長するのか」とか、

塾を敵対視するような意見もある中、
塾の存在を認め、相互補完的な関係を築こうとする
両自治体の姿勢は正直うらやましいです。

現実として「塾に通いたくても経済的な理由で通えない」、
統計的にも「世帯収入と受験の成否が無関係とは言えない」など、
すでに指摘されている問題がある以上、
このような制度で救われる子が少しでもいるならば、
前向きにとらえてもいいのではないでしょうか。

教育を受ける権利」という言葉の中に、
学校でなければならない」という意味が含まれているのかどうか、
考える時期に来ているような気がします。

補助金という形でなくても構わないのですが、
わが茅野市でも塾と学校の交流や協力が進むことを願います。

  

Posted by planus at 18:11Comments(0)塾でのあれこれ

2015年05月13日

なぜ塾に行く必要があるのか?(4)

シリーズの4回目です。

塾の講師からすると学校の先生って本当に大変な仕事だと思います。

例えば・・・

1クラスにレベルのバラバラな30人以上の生徒がいる。

教科書はボリュームアップしたのに、授業時間は、ほぼ「ゆとり時代」のまま。

決められた教科書、指導要領に原則として従った授業しかできない。

事務・雑務や部活(中学)などに追われ授業にだけ集中できない。

ようやくカリキュラムに慣れてきたころに、文科省が方向転換しちゃう!

などなど…

このような厳しい条件の中で安定した結果を出すには

「公式」は、ある意味で効率的な教授法だと言えます。

理解力に差があっても機械的に数値を当てはめれば

とりあえず答えが出る(出てしまう)からです。

さらに学校ではカリキュラム(スケジュール)上、

以前学習したことと混合したり関連付けたりして考える時間がほとんどありません。

終わった単元は小テストをして次の単元に進まざるを得ません。

例えば「割合は5年生」で「分数の掛け算・割り算は6年生」で学習します。

すると、学校でしか勉強していない生徒は割合を分数で考えることが苦手になります

1%を0.01と考えることも間違いではありませんが、

1/100と捉える方が中学数学では圧倒的に有利な場面が増えます。

ところが、このような学年・単元を横断的に捉える場が学校にはあまりないのです。

なんだか単年度会計と縦割り行政で行き詰っている政治の世界の固定観念が、

文科省を通じて学校現場に降りてきているようでもあります。

このようなしがらみを気にせずに単元、学年などを越えて指導できる点が、

塾が持つ大きなメリットではないかと思っています。


(今シリーズは今回でいったん最終回になります。)
  

Posted by planus at 18:28Comments(0)学力アップの秘訣

2015年05月11日

なぜ塾に行く必要があるのか?(3)

シリーズの3回目です。
よろしければ、あわせてご覧ください。

算数の問題です。

問 800円を持ってお買い物に行った幸次朗くん、
  1個40円のメロンパン(安い!)をできるだけたくさん買いたいと思いました。
  さて、いったい何個買えるでしょうか?(消費税は考えないものとする)



前々回の速さの問題では四苦八苦したお子さんでも、
今回は解けた人が多いのではないでしょうか。


800 ÷ 40 = 20  A.20個

または、40×□ と掛け算で考える生徒さんもいるかもしれません。


では、この次の問題はどうでしょうか?

問 800km離れたところに住むおばあちゃんに自動車で会いに行くことになった、結菜ちゃん。
 平均時速40kmで向かうとして、どのくらいの時間がかかるでしょうか?
 (サービスエリアでのお楽しみは考えないものとする)


は・じ・きの公式から「距離÷速さ=時間」だから …

800 ÷ 40 = 20  A.20時間 …あれ?

お気づきの方も多いかと思いますが、基本的に上の2題は同じ構造をしています。

そこで疑問がわいてきませんか?

なぜ、速さの単元では教科書上も公式(しかも3パターン)を覚えさせ、

あたかも、公式を覚えなければ解けないように授業が進み、

3パターンを混合した問題は「は・じ・き」を裏技のように教える…

この仕組みの問題を解くのに、本当に公式や裏技が必要なら

なぜ、メロンパンの公式?は教えてくれないのでしょうか?

・・・つづく・・・
  

Posted by planus at 18:28Comments(0)学力アップの秘訣

2015年05月08日

なぜ塾に行く必要があるのか?(2)

前回の続きですので、よろしければそちらもご覧ください。

さて、前回のブログで例に出したような子が要注意な理由の2回目です。


「公式さえ覚えてしまえば簡単になる」と誤解する人が意外と多いのですが、

理解や実感を伴わない公式は、むしろブラックボックスのようなもので、

かえって考え方を見失ってしまう可能性が大きいのです。

算数・数学の基礎段階で大切なのは考え方を可視化する力です。

ブラックボックスでは本末転倒と言わざるを得ません。

また、公式にばかり頼る子は、問題の内容よりも

公式に数値を当てはめることに気がいってしまうので、

問題の難易度をつかむことが苦手になり、簡単な問題を難しく考えたりしがちです。


さて、例えば、前回のブログで出した問題です。

こんな考え方をしたお子さんをお持ちのお母さん、

ぜひ、お子さんを褒めてあげてください。


まず、頭の中(あるいは紙)にアナログ時計を描いてみてください。

4人でピザを分けるように切ると、ちょうど1ピースが15分ですね。

時速40キロメートルということは、1時間(60分)=時計1周で40キロメートルだから…

1/4の15分なら10キロメートル進めるに決まってる!

どうでしょうか?

速さの公式以前に、このような発想で時間や速さを実感することができなかったら、

速さ(あるいは類似の単位量)の問題で早晩つまづくことでしょう。

最後になりますが、勉強部屋の時計はシンプルなアナログ時計ですか?

算数、数学を勉強していくうえで、アナログ時計に慣れていないことは

実は大きなハンデになることが多いです。

デジタルは問題外として、デザイン重視で針が読みづらい時計も避けた方が賢明だと思います。

このシリーズ、もう少し続きます。
  

Posted by planus at 18:28Comments(0)学力アップの秘訣

2015年05月01日

なぜ塾に行く必要があるのか?

急に暖かくなって、自宅の桜(ソメイヨシノではないです)も慌てて咲き始めました。


さて、突然ですが小学生の算数です。

問.時速40キロメートルで走る車が15分で進む距離は?

この問題を見たとき、みなさん(のお子さん)はどうやって考えますか?

公式(もはや学校でも定番の「はじき」)を思い出す
15分を「15/60時間」と単位換算する
40×15/60=10
よって10キロメートル(正解!)

このように考えたとしたら要注意です

なぜか?

理由はいくつかあります。

まず一つ目の理由は、

学校では算数のできる子だと思われているので、問題点を自覚しにくい」ということです。

~つづく~